看取りについて

えがおにおける看取りについて

開設して10年以上の年月

グループホームえがおは平成18年3月に開設して以来、10年以上の年月が経ちました。その間グループホームえがお人吉、小規模多機能ほほえみ等の施設を開設いたしました。

これまでの看取り

それらの各施設合わせてこれまで約20名の看取りをさせて頂きました。また右グラフのように年々希望される方も増えております。グループホームでは、入居されてから最後まで、利用者様とは5年~10年以上という長いお付き合いになります。えがおにおける看取りとは、けっして特別なことではなく、人生の最期をお手伝いする生活介護の延長です。

看取りの条件

①地域医療に協力的な医師との連携 ②トップや施設長の方針 ③本人やご家族が希望すること ④家族の協力 ⑤職員の教育

医療連携

地域医療に貢献されておられます「岩井クリニック」及び「とやまクリニック」の先生方に医療連携の協力をいただき看取りを行っております。

看取りの職員教育

介護職員の中にも目の前で人が亡くなるという状況に対し、以前は「怖い、できることならやりたくない」という声が聞かれました。しかし現在では看護師を中心とした研修や、マニュアル作成、デスカンファレンスなどを通し、職員全体でケアを共有し前向きに取り組んでいます。

ご家族様へ向けての取り組み

ご家族様向けにリーフレットを作成して説明を行うことで、看取り過程のご家族様からのご相談に正面から向き合う機会が増えてきました。その結果「今までにない良い親子関係で看取ることができました」という意見も頂いています。

最期をどのように生きるのか

思い返しても人の最後は一人ひとり違いました。誰でも最期があります。その最期をどのように生きるか医師や家族、職員と協力しながら出来る限りご本人の希望に沿いたいと思います。

 

代表取締役 施設長 小場佐美穂

えがおにおける看取り件数の変化

日本における看取りをめぐる状況

出典:厚生労働省ホームページ

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000156003.pdf

看取り期における容態の変化について

・認知症が進み、食べる事、飲むことが難しくなったときです。

・また最期の時が確実に近く、治療しても回復しないと医師により判断され、看取り期となります。

・主治医より判断内容が説明されご家族様が十分に、ホームでの看取りについて了承されていることが条件となります。

・だんだんと眠られている時間が長くなっていきます。声をかけても返事をしないことが多くなります。

・その時できる事、したいことは先送りせず、今、伝えておくようにしましょう。

*80%くらいの方はゆっくりとこのような変化が出てきますが、
急に上記のようなことがなく息を引きとられることがあります。

・体力が落ち、だんだん食べたり飲んだりすることが減り、飲み込みにくくなったりします。

・無理に食べさせたりしません。誤嚥し肺炎の原因になります

 

・おしっこの量が少なく濃くなります。

 

・喉がゴロゴロ音がする。痰が絡みます。唾液をうまく飲み込めなくなるためです。

・眠られている場合が多く、苦しさは少ない事が多いですが、場合によっては吸引を行います。

・呼吸が不規則になったり息をすると同時に肩や顎が動くようになります。15~30秒呼吸が止まることがあります。

・あえいでいるように見えますが苦しいからではなく自然な動きですので心配いりません。

 

 

・手足の先が冷たく青ざめ脈が弱くなります

・血圧が下がり循環が悪くなるためです

 

※全ての方が同じ経過をたどるものではなくその方によって異なります。

・声をかけても目を覚ますことが少なくなります。

・苦痛はあまりありません。

・聴覚は最後まであります。

・利用者さんが休まれている時もこのようなことをしてあげてください。

・ 呼吸が完全に止まり、胸やあごの動きがなくなります。

・心臓の動きが止まり、脈拍が触れなくなります。

・揺り動かしても、大声で呼んでも反応が全くなくなります。

・手足の先の方から、徐々に紫色に変わってきます。

クリニカルパスについて

えがおでは看取りにおける、ケアクリニカルパスを用意しています。クリニカルパスとは看取り期における利用者様の容態の変化、その時期を事前にお知らせするための資料です。またご家族様の不安の軽減や心穏やかに看取りを迎えるためのコミュニケーションの充実も目的としています。

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グループホームえがおについてよくある質問


一期一会の精神を理解してその一瞬を大切にします。また生きがいをもって笑顔のある暮らしをご提供いたします。その人らしい生活を最後まで支えます(看取り)。



要支援2、要介護1~5の要介護認定を受けている認知症の方で、少人数で共同生活を送ることに支障がない方となっております。



食事や排泄、入浴、掃除、洗濯、趣味など、日常生活を送る上で必要なことをお手伝いさせて頂いております。



可能です。えがおではこれまでに数十名の方の看取りをさせていただきました。


毎朝、体温、血圧測定を行う他、普段と違った様子はないかを観察し、食事量や排せつ等に変化がないかを確認しながら、看護師や協力病院と連携して対応いたします。

ユニットに1名のケアスタッフが、定時刻に巡回を行う他、急病等の緊急の場合にも対応できるよう協力医療機関との連絡体制を整えています。


スタッフが、協力医療機関や提携医の指示のもと、適切な処置、介護を行います。施設での対応が難しい症状の場合や、医師の指示があった場合は、医療機関での入院・治療となります


 

 

小規模多機能ほほえみについて よくあるご質問

小規模多機能型居宅介護の介護サービスは登録された利用者様に対して、ご希望に応じたデイサービス・訪問サービス・宿泊サービスを組み合わせた介護サービスを提供させていただきます。

要介護度の応じて変わりますが、月額のご利用料金は一定の額です。介護保険を利用できますが、お食事代や宿泊費は別途ご負担いただきます。

宿泊日数は定められていませんので何日でも可能です。

何回でもご利用いただけます。但し、一日の利用者定員数が決められていますので、定員を上回る場合には、当ホームのケアマネージャが、利用者様ご家族様とのご相談の上で決めさせていただきます。

小規模多機能型居宅介護の利用者様は、1箇所に限ってのご利用となります。

認知症の方でもそうでない方でも利用可能です。

家庭用のお風呂と入浴リフト付きのお風呂がございます。

可能です。ただし他の利用者様とのサービス提供時間も踏まえて、ご相談の上できめさせて頂いております。

ご相談いただけましたら、臨機応変に対応させていただいております。

毎日,体操やレクリエーションを通して,楽しく体を動かしていただいています。

年間行事プログラムを立て、ひな祭り会,お花見、夏祭り、敬老会,クリスマス会,年越し,節分など、地域の方々との交流会など様々な行事を行っております。併設のグループホームとの交流も楽しんで頂けると思います。

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    住所

    グループホーム えがお

    球磨郡あさぎり町免田西2195-1
    電話 0966-45-1500(代表)
    FAX 0966-45-1500

     

    グループホームえがお人吉

    人吉市西間下町字花切1028-4
    電話 0966-22-7810
    FAX 0966-22-7855

     

    小規模多機能ほほえみ
    有料老人ホームれんげそう
    球磨郡あさぎり町免田西2193-1
    電話 0966-45-1755
    FAX 0966-45-1756