介護 あさぎり グループホーム 本
介護 あさぎり グループホーム 本
読書の秋。
たまには、最近、読んだ本で面白かったものを紹介したいなと思いました。
下の2冊は認知症の方の行動障害の分析に役に立つかなと。
ちなみに行動分析ってなに?というかたは
このURL参照 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/rb/641/641PDF/miya.pdf
↓は、認知症の方を支える家族がどのような生活やしているのか、
認知症に気づいた時の話や施設に預けた家族がどう思っているのか?
綿密なフィールドワークをされている本で、介護の仕事をしている方には
とてもおすすめです。ICFとかで分析するとき生活歴や社会背景をしっかり考えなければ
ならない場面があるのだけど、この本で展開されている専門性の高い分析は参考になるのかなと
楽しい本です。聞き書きっておもしろいなと思いました。
戦時中に、風船爆弾の工場で働いていたというおばあちゃんの話とか
入居者の昔の恋愛話とか、めちゃめちゃ面白いです
あとノンテクニカルスキルについては、医療や介護現場では必要な
スキルだと思います。施設でも一度真剣に取り組んでみたいのですが
だれかよまないかな。
ノンテクについての紹介動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=etTauTvhh_s&t=39s
最近、プレゼンやレポート作成するに際に、気を付けているのが
エビデンスについて。ソースをきちんと調べてデータをみてみると
自分の思い込みとか偏りがわかることがあります。
そのことをわかりやすく書いている本
労働者が足りなくなるなら、なにかで補わないといけない。
コンピュータ、AIでの課題解決とは?
みたいな関心がある人にはお勧め。
落合さん、テレウィールチェアとか車いすの開発にもかかわっています。
https://dot.asahi.com/aera/2018052800035.html
認知症って、脳の疾患が原因で起こっているということはわかってきている。
ちなみに、われわれ人類は脳についてどこまでわかっているのだろうか?
そんな関心があればお勧め。わかりやすくて、たくさん面白い事書いてありました。
福祉の仕事をしていて気づいたのだけど、
この仕事は、ボランタリーな精神が必要ってこと。
等価交換のサービスと割り切って、ケアができるとは
思えない。で、等価交換の外部について考えている東浩紀さんにとても興味がある。
動物化するポストモダンとか郵便的不安たち#は、教養のない私にはきちんと読み解けないけど読んでいたよ。
まあ介護の音にはふれていないけど、水俣病の石牟礼さんとか社会問題について
踏み込んで書かれているのでおすすめ。テーマパーク化する地球って、タイトルすごくよくない☆彡??
おばあちゃんたちと話していると、昔の楽しかったことやつらかったこと
戦争中の事、今私が生きている社会とはつながっているはずなのだけど
まったく違う社会を生きていたことがわかる。
パトリックシャモワゾーの幼い時の回想記で、
日本とは全く違う社会の話なのだけど、なぜか
懐かしく読めてしまった。とてもやさしい本でした。
小説はあまり読まないのだけどこの人の本は好きになりました。
植物は知っているとか、母性のディストピアとか、中東の危機とか、意味のない無意味とか、
数字を使わない数学とか、銃、病原菌、鉄とか、なんか進めたい本がたくさんあります。
まぁ、独りでいかに引きこもっていたかがわかりますね(笑)
読む本に迷ったときとか、何読もうかなとおもうときに
かなり参考になるサイトです。
頭良い人たちは諸表もすごいなと思って読んでいます
https://www.j-cast.com/trend/column/bookkasumigaseki/
介護 あさぎり グループホーム 本