ほほえみの春のひととき ~手を動かし、心を通わせて~

春の光がやさしく差し込む午後、ほほえみのフロアには静かな活気が流れていました。
この日は、利用者の皆さんと一緒にスナップえんどうの筋取りを行いました。手作業を通して、自然と会話が生まれ、笑顔が広がります。
「昔は畑でよく育ててたよ」「これがまた甘くてうまかとよね」
そんな言葉がぽつぽつとこぼれ、周囲にはあたたかな雰囲気が広がっていきます。
集中して手を動かすことは、心身の活性化にもつながりますが、なにより大切なのは“つながり”です。役割を持ち、誰かと一緒に作業することで、「私もまだできる」「ありがとう」が自然に交わされる空間が生まれます。
いつもの風景の中にある、小さな幸せ。
「ほほえみ」では、これからもそんな日常の一場面を大切にしていきたいと思います